青葉まつりは、宗祖、弘法大師(こうぼうたいし)空海(くうかい)と、中興の祖・興教大師(こうぎょうだいし)覚鑁(かくばん)の誕生を祝う行事です。
即身成仏の教えを広めた、両大師にたいする報恩謝徳の気持ちでお祝いします。
弘法大師のご生誕は774年(宝亀5年)、興教大師のご生誕は1095年(嘉保2年)とされています。
お2人が生まれた6月が、緑の美しい季節ですので、このお祝いを「青葉まつり」といいます。
よく墓所で見られる一般的な和型墓石は、3~4段の角碑型の墓石で、江戸時代中期以降、日本全国に広く普及してきたものです。
4段型の場合、上から棹石(さおいし)、上台石、中台石、下台石という構成になっており、棹石が「天」、上台石が「人」、下台石が「地」を表していると言われています。
これら石塔の他に墓石に備わるものとして、生花を立てる「花立(はなたて)」、左右の花立の間にあることが多い、お水を入れておく「水鉢(みずばち)」、お線香用の「香炉(こうろ)」、そして香炉の下に配される、納骨堂の蓋石「拝石(はいせき)」などがあります。
また、墓石の周囲を構成する、外柵石の各部材は、多種多様になりますのでお墓を建てる際に確認、検討しましょう。
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