「お墓が遠方のため、お参りの足が遠のいてしまう」、「往復の交通費の負担が大きい」、「子どもが小さく、遠方への移動が厳しい」などの、お墓へのアクセスの理由や、「遠いと十分なお墓の掃除ができない」、「複数のお墓をひとつにまとめたい」、「お墓参りなどで、子供たちの負担にならないように近くにしたい」などの理由から、お墓を近くに引越される方が増えています。
お墓の引越(改葬)を行うには、市区町村長に改葬申請を行い、許可を得るなどの公的な手続きも必要になります。
【お墓のお引越】
(1)新墓所の購入 (2)新墓所の管理者から「受入証明書」を発行 (3)改葬許可申請書の記入旧墓地所在地の役所で「改葬許可申請書」を受け取る (4)改葬許可申請書への署名をとる。 (5)書類の提出・改葬許可証の発行。 (6)供養・抜魂式を行う。 (7)新しい墓地へ移します。
お斎(おとき)とは、法事の後に皆様で取る食事のことをいいます。
もともとは、お寺で僧侶が正午までに取る食事を意味しましたが、次第に変化し、法事でご供養をした後に振る舞われる食事全般のことを指すようになりました。
お斎をする場所は特に定められてはおらず、法要を営む場所やご予算によって自由です。
ご自宅や寺院、霊園などで法要をした場合は、その場所で仏事用の仕出し弁当などを振る舞ったり、近くのレストラン・料亭などに場所を移して行われます。
ご予算にも特に決まりはありません。地方や慣習によっては異なるため、身近に相談できる人がいる場合は事前に確認しておきましょう。一人前で数千円程度が相場です。
上座と下座があります。僧侶の方がご一緒の場合は、上座の主席に座って頂きます。その次は、出席していただいた親族の方が年長者順に上座に座ります。
その次に、特に故人と親しかった友人・知人。施主と家族は一番下座に座ることになります。
ただし、施主が僧侶の方に対応する意図から、僧侶の隣に座る場合もあり、柔軟に対応することが良いでしょう。
※この投稿は、墓苑に関する一般的な知識の普及を目標にしています。当寺に関するご案内ではございませんので、何卒ご了承下さいますようお願いいたします。
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