
納骨とは正式には納骨法要といい、お墓にご遺骨を納める儀式になります。
納骨の日取り
一般的に、お墓をすでにお持ちの場合は、49日にあわせて納骨を行うことが多いです。近年では、土日に行われることが多く、49日前の土日を選ばれることが多いようです。 またお亡くなりになった時にお墓がない場合は、お墓を建てた後に執り行います。その場合は49日にこだわらず、100ヶ日、1周忌などに合わせて納骨されることが多いようです。
納骨当日までの準備
まず日取りを家族で検討し、霊園・お寺に伝えて納骨当日のサポートをお願いします。納骨する作業以外に、お供物を備える供物台などを準備してくれるようお願します。
その後、納骨に参列される方へ連絡をします。一般的に、納骨法要は亡くなられた方の家族や兄弟、限られた範囲の親しい友人などで行うことが多いようです。
納骨の日が近づいてきたら、お花やお供物(果物やお酒など)、線香や遺影などを準備します。この他に、僧侶へのお布施や謝礼なども準備すると安心です。
【当日必要になるもの(代表的なもの)】
・ご遺骨 ・火葬許可証(埋葬許可証)
・墓地の使用許可書 ・お数珠 ・お供物(お花、果物)
・お線香 ・遺影 ・お布施(お経料) ・お車代
・お塔婆代(依頼された場合)
お斎(おとき)とは、法事の後に皆様で取る食事のことをいいます。
もともとは、お寺で僧侶が正午までに取る食事を意味しましたが、次第に変化し、法事でご供養をした後に振る舞われる食事全般のことを指すようになりました。
お斎をする場所は特に定められてはおらず、法要を営む場所やご予算によって自由です。
ご自宅や寺院、霊園などで法要をした場合は、その場所で仏事用の仕出し弁当などを振る舞ったり、近くのレストラン・料亭などに場所を移して行われます。
ご予算にも特に決まりはありません。地方や慣習によっては異なるため、身近に相談できる人がいる場合は事前に確認しておきましょう。一人前で数千円程度が相場です。
上座と下座があります。僧侶の方がご一緒の場合は、上座の主席に座って頂きます。その次は、出席していただいた親族の方が年長者順に上座に座ります。
その次に、特に故人と親しかった友人・知人。施主と家族は一番下座に座ることになります。
ただし、施主が僧侶の方に対応する意図から、僧侶の隣に座る場合もあり、柔軟に対応することが良いでしょう。
※この投稿は、墓苑に関する一般的な知識の普及を目標にしています。当寺に関するご案内ではございませんので、何卒ご了承下さいますようお願いいたします。
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