お線香(せんこう) は、好まれる香りを出す材料を細かくして練り合わせ細い棒状にして乾燥させたお香のひとつです。
起源は古く、聖徳太子の時代に淡路島に香木「沈香」が漂着したのがはじまりとされています。以降、仏事や神事に使われるようになりましたが、現在のような棒状の線香の形になったのは江戸時代の初め頃からだといわれています。
さまざまな原料の調合によって作られますが、主に天然原料で、その多くは漢方薬としても用いられています。代表的な原料としては、椨(たぶ)・沈香(じんこう)・白檀(びゃくだん)・桂皮(けいひ)・丁子(ちょうじ)・大茴香(だいういきょう)などがあります。
※この投稿は、墓苑に関する一般的な知識の普及を目標にしています。当寺に関するご案内ではございませんので、何卒ご了承下さいますようお願いいたします。
定期的にお墓参りをすることは、お墓をきれいに保つためにも大切なことです。
その時にはお墓を掃除しながら、傷やひび割れがないかチェックしましょう。建ててから長い年月が経つと、どうしても傷が生じることがあります。もしひび割れなどを見つけた場合は、早めに補修をした方がよい場合もありますので、お寺、霊園などの関係者に相談するようにしましょう。
【墓石の洗い方】
やわらかいスポンジやぞうきんを使い、お水で洗います。落ちにくい汚れは専用の汚れ落しや、やわらかいたわしを使います。金製のたわしは石に傷をつけますので絶対に避けましょう。また、洗剤を使うと墓石を傷めるの原因になりますので使わないようにしましょう。
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