創刊にあたって
住職 山田璋英
もう二十年以上も前になりますが、寺報「蓮華」を五〜六号発行したことがあります。当寺の身近なことを檀信徒の皆様にお知らせしたいという私の願いで、自ら紙面の割付から編集をし、ご縁ある方々に原稿を書いていただき、いい寺報が出来上がったと自負しておりました。しかし当時は併設していた保育園の仕事も忙しく、結局は中断してしまいました。
いつか又という思いをこめ、今回新たに。金霊。というタイトルのもと、第一号を創刊することができました。年四回の予定です。今度は長く続けられる様に意気込んでおりますので、皆様も身近な便りをお寄せ下さり、ご協力の程お願い申し上げます。
お墓は法律上、「祭祀財産」と呼ばれています。この祭祀財産は相続で分割すると、祖先の祭祀をするときに不都合を生じるため、相続財産とは別に特定の1人に受け継がせることになっていて、これを承継といいます。
祭祀財産を受け継ぐ承継者は、故人が生前に指定していたのであればその方になります。この場合は血縁者でなくとも承継者になることができます。
また、故人による指定がない場合は、家族や親族で話し合って決めることになります。一般的には慣習に則り決められることが多いようですが、もし遺族の間での合意がない場合には、家庭裁判所の調停もしくは審判によって決められることになります。
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